Wiley Book News

 

ヒト分子生物学の全体像をカバーする“はじめての”百科事典―――医学と分子生物学と統合した決定的レファレンス

 

分子生物学百科事典 全5巻セット

WILEY ENCYCLOPEDIA OF Molecular Medicine

John Wiley & Sons, Inc.

 

医学と分子生物学と統合した決定的レファレンス

 

分子生物学の分野はヒトの医学に革命を起こしており、この傾向が今後、加速することはまちがいない。分子生物学の医学への応用は膨大かつ広範である。それは疾患や遺伝障害の診断技術から薬剤の考案や遺伝子治療まで及んでいる。

 

分子生物学は、多くの遺伝病の原因となる遺伝子欠損の確認や、HIVタンパク質の結晶構造から考案される抗エイズ薬の開発など、医学の進歩を可能にしてきた。広大なライブラリーを合成し、必要な生物学的機能を持つ分子を選択する、無限に近い分子の能力のおかげで製薬や科学薬品の蓄えは驚くほどに拡大した。

 

この新時代の到来に伴って、医学と分子生物学の分野をひとつに統合した決定的かつ権威あるレファレンスが必要なことは明らかである。この百科事典はそうしたニーズに応えるものである。分子レベルで関連する医学のあらゆる面のみならず、医学に関連する分子生物学のすべてを対象とする本百科事典はひと分子生物学の全分野を網羅する包括的全体像を提示する。

 

いまや優れた百科事典として定評を確立している「ワイリー分子生物学百科事典 全4巻セット」を継承するとともに、その理想的な姉妹編であるこの百科事典は、広範な学問分野の研究者や改行員が必要とする広範囲な情報をあますところなく取り上げた最初の著作である。並行する学問分野の研究者と開業医、即ち遺伝学、生化学、分子生物学、医学等の研究者と医師間の情報交換とコミュニケーションを促進する願ってもない手段となるこの全5巻の百科事典は、この分野のレファレンスの規範となるものである。

 

コンテンツ

Adhesion Recepturs, Antisense Technology, Barr Body, Base Excision Repair,, Calcitonin, Calcium Pump, Dyskerin (DKC) Gene, E Box Elements, Fertilin, G-Banding, Hamartin, Idiotypes, Insulin, JC Virus, Kidd Blood Groups, Leucine Zippers, Marker Chromosomes, MET Gene, Meprin, Mitochondria, Neuropeptide Y, Oncogenes, P-glycoprotein, PHEX gene, Q-banding, RACE-PCR, RNA Editing, SCLGene, Selex, SINE’s, T-Box Genes, T Cell Receptor for Antigen, TATA Box, TIP30, Uniparental Disomy, Urokinase, Vaccinia Virus, West Nile Virus, WW Domains, X-Chromosome Inactivation, Y Chromosome, Yellow Fever Virus, Zinc Fingers

 

エディトリアル・ボード

 

Haig H. Kazazian Jr.

University of Pennsylvania Medical Center

George Klein

Karolinska Institute

Hugo W. Moser

Kennedy Kriger Insstitute

Stuart H. Orkin

The Children’s Hospital

Bernard Roizman

Viral Oncology Laboratories

R. V. thakker

Imperial Colloege School of Medicine

Hugh Watkins

John Radcliffe Hospital

 

 

推薦の言葉

大阪大学大学院医学系研究科 教授 谷口 直之

21世紀はまさに生命科学の時代である。生命科学の研究の潮流は、ヒトのゲノム構造が解読されたため、徐々に、ゲノムから、ポストゲノム研究の時代に突入した。いわばヒトのからだの設計図があきらかにされたことになる。しかしヒトのからだにはゲノム情報を超えた未知の生命不思議が無尽蔵に貯えられている。これを分子のレベルでときあかすのがこれからの生命科学の大きな課題である。本書は世界の第1線の研究者が執筆し、系統的かつ網羅的に、医学のみならず生命科学の開発研究現場などに置くことをお勧めする。次代をになう若いかたがたにとっても必携の書となるように医学に関連した分子生物学の情報が満載されている。

 

特長

分子生物学および医学のあらゆる面をカバーする1300項目

特殊なトピックスに関して必要とする情報にすばやく的確にまとを絞れる簡潔な項目

新しい所見や開発に関する最新の成果を提示する世界の一流の専門家による寄稿

1000点を超える図版のうち、120点はフルカラー

詳細な索引と広範な相互参照記事により、項目をすばやく簡単に見つけられる

 

対象

産官学の生化学および分子生物学の研究者、遺伝学の研究者、基礎医学及び臨床医学の研究者、開業医、勤務医

 

2002年出版 5巻セット 約4500pp

Wiley Encyclopdia of Molecular Medicine, 5 Vol. Set

ISBN 0-471-37494-6 Copyright 2002 by John Wiley & Sons, Inc.